第57回デザートフェアのお知らせ
2017年 10月 24日
瀬戸パークホテル 11月4日(土)13時~
プロデュース小栗 直樹
生菓子
一般的な配合より砂糖の量が少なく軽やかな歯崩れのダックワーズを極薄くのし
スライスアーモンドを振り焼成後熱い内に筒状に成形します。
そこへピスタチオのムース・オ・ブールを絞ってあります。
日本人にはやはり生地がサクッとしていた方が馴染みやすいと
思いますのでイートイン限定とさせて頂きます。
又かなり甘味が強いお菓子なので納得の上ご注文下さい。
○パッションとノワゼットのビュッシュ ¥600
パッションのポンシュを打ったビスキュイ・ノワゼット
でパッションのババロアを囲み外側にプラリネの
ムース・オ・ブールを絞ってあります。
○エヴァズィオン ¥550
ケックと同じ製法で作ったカボチャとホワイトチョコ
入りのビスキュイ・ポティロンに白桃のリキュールの
ポンシュを打ちサフランのババロアとガルニテュール
にはマセレした白桃とフランボワーズを合わせて
あります。
従来の既成概念を取り払って作られたと言う事で
エヴァズィオン“逃避”と名付けられています。
○ロカマドゥール ¥580
ロカマドゥールとはペリゴール地方の町名でクルミの
産地でもあります。ビスキュイ・ノワにキャラメルの
ポンシュを打ち、キャラメルとエピスのババロア、
マセレした洋梨とクルミのヌガティーヌ2種類の
ガルニテュールを合わせ表面はミルクチョコの
ガナッシュ・ア・グラッセで仕上げてあります。
クルミのヌガティーヌは防水は施してありますが
やはり時間の経過に伴い溶けてきますのでなるべく
イートインをお勧めします。
◎グルマンディーズ ¥600
フランボワーズ、イチジク、マラガのポンシュを打った
ビスキュイ・ショコラ、フランボワーズとイチジクの
ピュレ入りクレーム・オ・ブール、ムース・オ・ショコラ、
ガルニテュールのフランボワーズとイチジク、
ダックワーズをドーム型に組み立てガナッシュ・ア・
グラッセで仕上げてあります。
本来、ガルニテュールはフランボワーズのみですが
あまりにもイチジクの存在感が希薄な為、
今回加えさせて頂きました。
○タルトレット・オ・ヴァン ¥580
卵、砂糖、サワークリーム、アーモンドパウダーを
合わせたアパレイユミルリトンを流し焼成したタルト
レットの上に数種のスパイス、柑橘類の皮、
ソーテルヌでコンポートにした洋梨、プルーン、
サルタナレーズンを飾りコンポートのシロップで作った
ジュレを塗ってあります。
焼菓子
○ダックワーズ・オ・マロン ¥250
クレーム・ド・マロン入りのダックワーズで同じくクレーム
・ド・マロンのクレーム・オ・ブールをサンドしてあります。
これも本来ガルニテュールは入らないのですが今回は
マロンコンフィを新たに加えさせて頂きました。
ダックワーズに僅かに添えられたシナモンとオレンジの香り
が栗だけでは表現出来ない温かい膨らみを感じさせます。
※保存:冷蔵で2~3日 常温に戻してからお召し上がりください。
デザート
乾燥焼きしたメレンゲ、クレーム・シャンティイ、
グラスやソルベなどを組み合わせた氷菓を
ヴァシュラン・グラッセと呼びます。
今回は外はグラスバニーユ、中はパルフェ・オ・マロン
でガルニテュールのマロンコンフィとアーモンド入り
のフォン・ド・ムラングを合わせた物です。
このところご紹介しています3種のパートで構成された
氷菓と比べこれ位入り組んだ物の場合、1人用に小さく
まとめてしまうとおおらかさに欠け本来の味わいが伝わり
にくいように思います。
その為、今回はアントルメでのご用意とさせて頂きました。
一度にご用意できる数は8名様分これを
13:30 14:30 16:00の3回に分けて
お出しします(若干の前後有)到着された順に
お出しして参りますのでこの3回の内何れか2つの時間に
跨がり着席が可能なお時間にゆとりのある方のみご注文下さい。
次回開催日
2018年1月7日(日)
・タンドレス(シャンパンとミルクチョコレート)
・ル・コント・ド・シャンパーニュ(シャンパンと白桃)
・アルモニ(ノワゼットとミルクチョコレート)
など8品程を予定しています。